ご無沙汰しております
2020.05.01 Friday | そのほか > わんこの話
すっかり遠ざかっていましたブログ。
なんたってアレですね、
わんこがトシを重ねれば重ねるほど、
楽しい話題から少しずつ距離ができ、
何か書くとすれば体調不良やら病気やら悲しいお知らせやら。
のんきな毎日を綴っていられた日々が懐かしい。
このブログの大半を占めているような、
たいへんで愉快で大忙しの日々が懐かしい。
という感傷にとらわれてしまうので、
あえて見ず。このブログは見ず。ブログを思い出さず。
みたいな生活をしてきたけどもはや限界かと。
書くべきときが来た!来たのだ!
という虫の知らせみたいのを感じたので久々に自分のブログを覗き、
うん、やっぱりときが来たよ!とばかりにこうやって書いてます。
そして、結局はこのお知らせになってしまいました。
もう2年も前になります。
2018年、3月31日8時40分頃、我が家の末っ子さくちゃ、亡くなりました。
おねえちゃんたちが亡くなり、
ヒトリッコ生活を満喫したさくちゃでしたが、
医者からも珍しいといわれる腫瘍を患いまして。
それでもずっと頑張ってくれたのだけど、
最後の一週間で急に容態が悪化し、
最期はちょっと苦しみましたが、
その大きな病気を宣告されてから1年と10ヶ月、
そのほとんどの日々を強く明るく生き抜きました。
残念なことに16歳のお誕生日は迎えられませんでしたが、
充分な時間と幸せを残していってくれました。
生前のさくちゃをかわいがってくださった皆様
ありがとうございました。
そして同年の12月5日。
ななちゃんが亡くなりました。
もうちょっと、あと三週間ほどで18歳という大往生でした。
さすがのななちゃんもすっかり体力は衰え、
半年くらいはヨボヨボの姿でした。
最後のほうはもう、歩くのがやっとの状態。
目も見えているのかいないのかって感じだったけど、
私のことはちゃんと分かっていて、
お別れの直前、顔をあげちゃんと声を出してお別れを言ってくれました。
そして最期の一日はずっと寝たきりだったのに、
最後の最後に自力でウンをして、
すっきりしてからほどなくして旅立ちました。
最後の力を振り絞るのがウンに対してってあたり、
とってもあのこ『らしい』最期の迎え方だった気がします。
18歳を迎えられるんじゃ?ってくらいだったのに、
急変して逝ってしまったのだけど
痩せて痩せて小さくなった姿を見ていた身としては、
充分にがんばったと思うし、
むしろさすがはななちゃん、生きる根性と気力がハンパない!と思えてなりません。
小さい頃、ソファをぶっ壊して高笑いしていた姿も、
ももちゃんに甘えてくっついた姿も、
ぽぽちゃんと大喧嘩して流血していた姿も、
もも父の会社の看板犬になってみんなにかわいがられていた姿も、
いつもすべてに全力だったななちゃんの姿が思い出されます。
かわいがってくれた皆様にもお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
これでご報告は終了。
2年も溜め込んでいた胸のもやもやがすっきり晴れました。
なぜ急に書かねばならないと思い立ったかというと、
ふと覗いたらコメントがあるではないですか。
はじめましてのかたからの。
そう。
ここは私の個人の記録の場所だと思っていたけれど、
誰かの記憶の場所にもなっていたのだなと、
そう思ったらきちんとうちの5ワンの幕引きを報告しなければ、と。
いっちばん最初にホームページ開始したときから数えると、
もう数ヶ月でうちのわんこのことをネットに綴って20年なのですよ。
さすがに全履歴を知る方はいないか(いや、いるかな)と思うけれど、
私もよそのわんこさんの歩んだ道を同じように覗かせてもらい、
何かの折にふと思い出すことがあるのだと思いだしたら、
やっぱりうちのわんこさんのこともきちんと報告済みにするべきかと思い立ちました。
きっかけをくれたココ&ファニーママさまありがとうございました。
こんなブログ、ずっとずっと忘れずにいてくれて本当にびっくりしたのとありがたいのと。胸がいっぱいになって免疫力あがった気がします。
そしてもうひとつ、そろそろ更新しようと思っていたきっかけのひとつ、
じつはこのブログを開設しているレンタルサーバー、
運営会社がヤバイのですよ。おそらく。
ある日忽然と消えてもおかしくないと思うの。
そうなったら我が家のHPもブログも消滅。
特にブログの内容はどこにも保存してないので、
写真やらイラストやら全部おさらば。
そのXデーがいつになるのか。
そうなったらそうなったでいいや、と開き直っていたのだけど、
その日までにちゃんと報告ができてよかったです。ワタシ的には。
ってところまで書いて一時保存しようとしたらエラーが。
なにも表示されなくなり、
な、まさか今日がXデーだったのか?!って
焦って調べたらなんか障害情報が。
そっか、こうやって消えてしまうのかも、と疑似体験してしまった。
やっぱり今日はなんだかこのブログを書いておけ!っていう天の声があったのかも。
そういうわけで(唐突なまとめ!)
たいしたことない毎日を綴るだけのブログでしたが、
我が家の5わんこ、みんな虹の橋を渡ってしまい、
綴るべきことがこれでなくなってしまいました。
もちろん、みんなと暮らした毎日は
今でもまったく色あせることなくきらきらと輝き、
わたしの中の一番奥の一番大事な一番あったかいところにあって、
毎日毎日私を励まして勇気づけて日々の活力を与えてくれていますが、
それはもう外に向けて発信できるようなことではなくなってしまいました。
そのことが、どうしても辛くて悲しくて向き合いたくなくて、
だらだらしているうちにこんなに時間が経ってしまいましたが、
ようやく報告を終えて肩の荷が降ろせます。
今までお付き合いいただきありがとうございました。
そうそう。
いまはまた新たな一匹のわんこさんと暮らしています。
旅立った子達にしてあげられなかったことをこの子に!
なんて意気込んでみたものの、
ゴハンはドッグフードがすきー、
お洋服はキライだから着ないー、
毛は短いからお手入れ簡単ー、
丈夫で病気知らずの元気っ子ー、
と、私の意気込みを空回りさせてくれることこの上ないのだけど、
うん。それがこの子の個性。この子のいいところ。
今までのどの子ともまったく違うこの子と送るわんこ生活第2章。新鮮です。
それでは、
長いかただと20年、そうじゃなくてもきっとずっとずっと、
一緒に楽しんだりそっと見守ってくれたりこっそり楽しんでくれたり、
我が家のドタバタにお付き合いいただきありがとうございました。
もも、なな、ぽぽ、ミルク、さくら。
そしてもも父ともも母より、区切りのご挨拶とさせていただきます。
もし気が向いたら(そしてサーバー会社が生き残っていたら)、また。
なんたってアレですね、
わんこがトシを重ねれば重ねるほど、
楽しい話題から少しずつ距離ができ、
何か書くとすれば体調不良やら病気やら悲しいお知らせやら。
のんきな毎日を綴っていられた日々が懐かしい。
このブログの大半を占めているような、
たいへんで愉快で大忙しの日々が懐かしい。
という感傷にとらわれてしまうので、
あえて見ず。このブログは見ず。ブログを思い出さず。
みたいな生活をしてきたけどもはや限界かと。
書くべきときが来た!来たのだ!
という虫の知らせみたいのを感じたので久々に自分のブログを覗き、
うん、やっぱりときが来たよ!とばかりにこうやって書いてます。
そして、結局はこのお知らせになってしまいました。
もう2年も前になります。
2018年、3月31日8時40分頃、我が家の末っ子さくちゃ、亡くなりました。
おねえちゃんたちが亡くなり、
ヒトリッコ生活を満喫したさくちゃでしたが、
医者からも珍しいといわれる腫瘍を患いまして。
それでもずっと頑張ってくれたのだけど、
最後の一週間で急に容態が悪化し、
最期はちょっと苦しみましたが、
その大きな病気を宣告されてから1年と10ヶ月、
そのほとんどの日々を強く明るく生き抜きました。
残念なことに16歳のお誕生日は迎えられませんでしたが、
充分な時間と幸せを残していってくれました。
生前のさくちゃをかわいがってくださった皆様
ありがとうございました。
そして同年の12月5日。
ななちゃんが亡くなりました。
もうちょっと、あと三週間ほどで18歳という大往生でした。
さすがのななちゃんもすっかり体力は衰え、
半年くらいはヨボヨボの姿でした。
最後のほうはもう、歩くのがやっとの状態。
目も見えているのかいないのかって感じだったけど、
私のことはちゃんと分かっていて、
お別れの直前、顔をあげちゃんと声を出してお別れを言ってくれました。
そして最期の一日はずっと寝たきりだったのに、
最後の最後に自力でウンをして、
すっきりしてからほどなくして旅立ちました。
最後の力を振り絞るのがウンに対してってあたり、
とってもあのこ『らしい』最期の迎え方だった気がします。
18歳を迎えられるんじゃ?ってくらいだったのに、
急変して逝ってしまったのだけど
痩せて痩せて小さくなった姿を見ていた身としては、
充分にがんばったと思うし、
むしろさすがはななちゃん、生きる根性と気力がハンパない!と思えてなりません。
小さい頃、ソファをぶっ壊して高笑いしていた姿も、
ももちゃんに甘えてくっついた姿も、
ぽぽちゃんと大喧嘩して流血していた姿も、
もも父の会社の看板犬になってみんなにかわいがられていた姿も、
いつもすべてに全力だったななちゃんの姿が思い出されます。
かわいがってくれた皆様にもお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
これでご報告は終了。
2年も溜め込んでいた胸のもやもやがすっきり晴れました。
なぜ急に書かねばならないと思い立ったかというと、
ふと覗いたらコメントがあるではないですか。
はじめましてのかたからの。
そう。
ここは私の個人の記録の場所だと思っていたけれど、
誰かの記憶の場所にもなっていたのだなと、
そう思ったらきちんとうちの5ワンの幕引きを報告しなければ、と。
いっちばん最初にホームページ開始したときから数えると、
もう数ヶ月でうちのわんこのことをネットに綴って20年なのですよ。
さすがに全履歴を知る方はいないか(いや、いるかな)と思うけれど、
私もよそのわんこさんの歩んだ道を同じように覗かせてもらい、
何かの折にふと思い出すことがあるのだと思いだしたら、
やっぱりうちのわんこさんのこともきちんと報告済みにするべきかと思い立ちました。
きっかけをくれたココ&ファニーママさまありがとうございました。
こんなブログ、ずっとずっと忘れずにいてくれて本当にびっくりしたのとありがたいのと。胸がいっぱいになって免疫力あがった気がします。
そしてもうひとつ、そろそろ更新しようと思っていたきっかけのひとつ、
じつはこのブログを開設しているレンタルサーバー、
運営会社がヤバイのですよ。おそらく。
ある日忽然と消えてもおかしくないと思うの。
そうなったら我が家のHPもブログも消滅。
特にブログの内容はどこにも保存してないので、
写真やらイラストやら全部おさらば。
そのXデーがいつになるのか。
そうなったらそうなったでいいや、と開き直っていたのだけど、
その日までにちゃんと報告ができてよかったです。ワタシ的には。
ってところまで書いて一時保存しようとしたらエラーが。
なにも表示されなくなり、
な、まさか今日がXデーだったのか?!って
焦って調べたらなんか障害情報が。
そっか、こうやって消えてしまうのかも、と疑似体験してしまった。
やっぱり今日はなんだかこのブログを書いておけ!っていう天の声があったのかも。
そういうわけで(唐突なまとめ!)
たいしたことない毎日を綴るだけのブログでしたが、
我が家の5わんこ、みんな虹の橋を渡ってしまい、
綴るべきことがこれでなくなってしまいました。
もちろん、みんなと暮らした毎日は
今でもまったく色あせることなくきらきらと輝き、
わたしの中の一番奥の一番大事な一番あったかいところにあって、
毎日毎日私を励まして勇気づけて日々の活力を与えてくれていますが、
それはもう外に向けて発信できるようなことではなくなってしまいました。
そのことが、どうしても辛くて悲しくて向き合いたくなくて、
だらだらしているうちにこんなに時間が経ってしまいましたが、
ようやく報告を終えて肩の荷が降ろせます。
今までお付き合いいただきありがとうございました。
そうそう。
いまはまた新たな一匹のわんこさんと暮らしています。
旅立った子達にしてあげられなかったことをこの子に!
なんて意気込んでみたものの、
ゴハンはドッグフードがすきー、
お洋服はキライだから着ないー、
毛は短いからお手入れ簡単ー、
丈夫で病気知らずの元気っ子ー、
と、私の意気込みを空回りさせてくれることこの上ないのだけど、
うん。それがこの子の個性。この子のいいところ。
今までのどの子ともまったく違うこの子と送るわんこ生活第2章。新鮮です。
それでは、
長いかただと20年、そうじゃなくてもきっとずっとずっと、
一緒に楽しんだりそっと見守ってくれたりこっそり楽しんでくれたり、
我が家のドタバタにお付き合いいただきありがとうございました。
もも、なな、ぽぽ、ミルク、さくら。
そしてもも父ともも母より、区切りのご挨拶とさせていただきます。
もし気が向いたら(そしてサーバー会社が生き残っていたら)、また。
author : もも母 | comments (3) | -
Comment
コメントを残そうと何度か挑戦したけど
できませんでした。これもダメかな?
区切りをつけられず、過去を引きずっているのかも知れません。そこをポチッとしたら、過去のあの時にもどれるスイッチがあるようで。
年度変わりの節目に開いてみたら、びっくりです。私のメールが、気持ちが届いていたのですね。とってもうれしいです。1年以上経っているけれど、このお礼の気持ちが届いたらうれしいな。
実は我が家のダックス「もも」は偶然目にしたももカンから勝手に命名させて貰いました。
最初はコーギーをいつか我が家の一員にと夢見つつサイトを拝見していました。
そんな私も結婚を機にワンコと出会う事になり名前は「もも」直感で命名しました。
「もも」が元気に17歳の誕生日を迎え、もも母さんはどうしてるのかと思い久々に訪問しました。
ももちゃん・ななちゃん・ぼぼちゃん・ミルクちゃん・さくらちゃんとの生活を勝手に楽しく拝見させて貰い、勝手にももちゃんへの憧れで我が家のワンコへ「もも」と名付けさせて貰って早17年・・・
最後にコメントを残したいと思い自分勝手に感謝の気持ちを残させていただきました。
本当にありがとうございました。
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