momo_blog

<< 結局 | TOP | おととい >>

そういえば

2012.07.03 Tuesday | そのほか > わんこの話

ここに記録しておくのを忘れたが、
3月の下旬ころのこと、

もも父はさくちゃに噛まれたのだった。


20120703.png
キョーボーわんこさくちゃ。あ、お鼻ない


朝起きて早々、私がわんこのゴハンを用意していると、

もも父が急に大きな声をあげ、
はて、どうしたものかと目を向けると、

次の瞬間には「いてーーーーーーっ!!」と大声を上げていた。



あら。

まあ。



そのときの私は本当に↑の程度の感想しか持たなかった。

もも父の手のひらに2箇所手の甲に2箇所の穴が開き、
そこから血がだらだらと垂れているのを見ても


あらあら ┐(´-`)┌ 程度。


もも父が言うには

「ももちゃんとさくちゃが喧嘩になりそうになった。
だから慌てて止めようとした。
そしたらさくちゃに噛まれた。
もし自分が手を出さなかったらももちゃんが噛まれていた。
ももちゃんを守った」

のだそうだ。へー(棒読み)


そもそもこの部分が信じられないんだよね。
だって喧嘩なんてしないもん。

昔はさくちゃも沸騰しやすいタイプだったが、
ここ何年もそんなことはないのよ。

アンタ勝手にいらぬ想像して勝手に手を出して、
勝手に噛まれたんじゃないの?!


とはそのときは言えなかった。さすがにもも父がかわいそうで。




だって血がだらだらだったんだもん。
床に血痕がどんどんついちゃうくらい。


こういうとき、どうしたらいいもの?

って困ったが、とりあえず床に血のしみを作ってる場合じゃないし、
傷口を洗ってチョーダイ、と指示し、

水道でじゃぶじゃぶと傷口を洗ってもらった。

でも血は止まらないの。

はてー。まだ朝の6時だし、
どうしたもんかねー。消毒液もないしねー。


考えた私はとりあえずももちゃんも愛用のこちら↓

で傷口を洗ってもらうことにした。
これで洗って効果があるのかどうかまったく分からなかったけど、
何にもしないよりましかと思ったし、
一応お口の消毒関係だからね。


とりあえず洗うことは洗ったけど血はまったく止まらず。
なぜならもも父は心臓の病気の関係で、
夜に血がさらさらになる薬を飲んでいるから。

薬のせいで怪我すると血が止まりにくいという。



困ったー。

って思ったが、
幸いにも偶然にもその日はもも父の通院日だった。
形成外科への。

もも父は傷跡が腫れてケロイドになりやすい体質のため、
心臓のアレの傷が大きく赤くなっちゃって、
そのために形成外科通いもしてるわけ。
その通院の日の朝にたまたま噛まれたワケ。

よくわかんないけど一応形成も外科だから、
たぶんわんこの噛み傷も診てくれるよ!
見てくれなかったら他の科にまわしてもらおう、
どうせ大学病院なんだもん、どこかは診てくれるだろう!

と今にして思い出すとあからさまに他人事なことを言って説得し、
傷口をティッシュで押さえてどうにかこうにか着替えて病院へ行ったワケ。


病院の予約は8時半だったのね。

さくちゃに噛まれたのは6時前。
診察まで3時間近く時間があったんだけど、
それでも血は止まってなかった。
さくちゃったら思い切りよく噛んだわね。


で、形成外科では無事に噛み傷を診てもらえましたとも。
あー、はいはい、と非常に手馴れた感じで。


でもさー。
犬の噛み傷を甘くみてはならないそうで、
翌日も診察に来るようにって。
翌日は土曜日。外来はお休み。
だから病棟のほうへ直接来てくださいって。

犬の噛み傷はかなりの高確率で化膿して膿が出るので、
傷を縫うわけにはいかないそうで(膿の出口がなくなっちゃうから)
消毒を繰り返して自然に傷がふさがるのを待つしかないそうで。

ありゃまあ、たいへーん!

ってこのあたりでようやくタイヘンさに気づいた私。

その日は傷口を奥のほうまで洗浄して軟膏みたいな薬を傷口につめ、
ガーゼと包帯でぐるぐる巻きにされて帰宅。

そして翌日は再度洗浄と薬を塗られて包帯ぐるぐる巻き、
次は2日後の月曜日に診察。
その次はまた2日後・・・

ってことで、一週間くらい病院に通った。

しかし高確率で化膿すると言われていたが、
さくちゃのお口はきれいだったのか、
はたまた洗口液で洗ったのがよかったのか、
もも父の傷口は化膿することもなく順調に治った。


しばらーーーーく傷跡があったけど、
最近になってようやく分からないくらいになった。



その後
今後のために動物病院で聞いてみたわけ。

犬に噛まれたら何科に行けばいいんでしょうかね?って。



たまたま形成外科に行く日だったからそこにしたけど、
そういう予約のないときだったら何科に行くべき?って思ったから。



そしたらやっぱり「外科だね」って。
そして専門じゃない先生に診てもらうとヒドイよ!って力説していた。
以前、猫に噛まれて病院に行ったが、
。専門じゃない先生に診察を受けてヒドイ目にあったという、
結局どうにもならず別の先生に診てもらう羽目になったらしい。


だからか「犬はあんまり腫れないよ、猫のほうが腫れる」って。
そうなの?

でも犬に噛まれるとかなりの確率で化膿するって言われたけど?
って答えると、獣医さんいわく

「いや、猫のほうが化膿する。雑菌が多いんだろうね。」って。

先生が言うには犬に噛まれても化膿する確率20%くらい、
猫は8割くらい化膿するという。
自分の経験から来る数字だそうだから、信憑性があるといえばあるか。


「でも噛まれたら一番腫れる動物ってなんだと思う?」って

思わぬクイズ。
いや、犬は化膿するって病院で聞いてたから、わたしゃてっきり犬かと・・・って答えたらさー。

先生が神妙な顔で言うわけ。

「一番腫れるのは人間だね。人間が一番雑菌多いよ」



・・・( ̄Д ̄;)

先生、それは先生の実体験?

思いもよらない答えだったわ。
さくちゃが噛むより私が噛んだほうが腫れるのかしら。

・・・やってみたい(ウソ)。
author : もも母 | comments (0) | -

Comment

Comment Form